睡眠不足の影響
睡眠の大切はみなさんご存知かと思いますが、睡眠が不足すると身体にとってどのような影響があるのでしょうか。
ざっとあげてみると・・
- 体重増加の原因になる
- 糖尿病のリスクが上がる
- 思考力が低下する
- 風邪をひきやすくなる
- 高血圧のリスクを高める
なんてことがあげられますが、この中でも今回は体重増加についてみていこうと思います。
睡眠不足で太る原因となるホルモン
睡眠が不足すると太る原因には2つのホルモンが関係しているとのこと。
それが「グレリン」と「レプチン」です。
グレリンは食欲を増加させるホルモンでレプチンは食欲を抑えるホルモンです。
で、そのグレリンとレプチン、睡眠が不足するとどうなるかというと・・
グレリン→増える
レプチン→減る
何ということでしょう。
病気にかかるリスクを上げるだけでなく、体重まで影響があるとは・・
とはいえこのグレリンとレプチンが直接的に体重に影響を及ぼすわけではなく、食欲が増加するため普段より食べてしまうことに原因があります。
ホルモンに関係なく、起きている時間が長いとそれだけで何か口に入れてしまいますしね。
あとは睡眠が不足しているということは何らかのストレスが多くかかっている状態、というケースも多くあるのでストレスによる過食なんかもあるかと思います。
さらに調べてみたところ、睡眠不足の状態(4時間ほどの睡眠)を2日間続けただけでもグレリンが増え、レプチンが減るということが起こるようです。
それだけ睡眠というのは人間にとって大切な時間なのですね。
体重が増加し脂肪が増えることで炎症が起きやすくなり様々な不調が起きる原因になります。
食事・運動・睡眠という基本的な3つの中でもしかすると睡眠は最も大切な項目なのかもしれません。