緊張すると肩がこる理由

肩こりといえど、姿勢がコリの全ての原因というわけではありません。

もちろん、頭が前に出るなどの不良姿勢によっても肩こりは起こりますが、精神的に緊張状態が続くことも肩こりになる原因です。

緊張状態が続くと無意識に呼吸が浅くなったり、食いしばり癖がついたりします。

今回は呼吸が浅くなったり食いしばり癖があると、どのあたりの筋肉がコリやすくなるのか、みていきましょう。

結構多いです、呼吸が浅く、食いしばり癖がある方。

呼吸が浅くなる原因

仕事をしている上で、呼吸が浅くなる原因は2つ考えられます。

  • 姿勢不良による胸郭の硬さ
  • ストレス

どちらか片方が原因の場合もありますが、両方が原因となっている場合が多いかと思います。

姿勢が悪いと胸郭が硬くなる

デスクワークで背中が丸まった座り方をしていると胸郭の膨らみが制限されてしまい、呼吸は浅くなります。

さらに猫背姿勢により背中の筋肉や首、肩の筋肉が硬くなってくると呼吸筋も硬くなり、胸郭の膨らみがますます制限されることに。

そうなると浅い呼吸がデフォルトの呼吸となってしまい、様々な症状が起こる可能性があります。

呼吸が浅いと起こる症状

胸郭が硬くなり呼吸がスムーズにできなくなると、息を吸うたびに腰が前上方に引っ張られるため、反り腰の原因にもなります。

まさに悪循環ですね。

感情と呼吸の関係

緊張する場面に遭遇すると「深呼吸してリラックス」なんてよく言いますよね。

緊張する場面などでストレスがかかると、呼吸は無意識に浅くなります。

普段、リラックスしている状態のときの呼吸は深く、ゆっくりです。

これは、脳の扁桃体が関係していて、情動反応に関わっている部分になります。

緊張する場面で深呼吸すると気持ちが落ち着いたり、逆に緊張で呼吸が早くなるということからも、扁桃体と呼吸が大きく関係していることがわかりますね。

無意識の食いしばり

緊張状態から食いしばり癖がつくことでも、呼吸に関係する筋肉は硬くなります。

寝ているときに無意識にグッと食いしばってしまい、朝起きたら休めた気がしない、なんて話はよく聞きます。

実際にヘッドスパをやっているとき、寝ているのですがアゴの筋肉がグッと動いていることがあります。

寝ているのですが、無意識に食いしばっている。

仕事が多忙で気が抜けない時間が1日の大半をしめると、仕事が終わったあとも知らないうちに力が入ってしまっているのですね。

また、通常、リラックスできていれば上下の歯は離れています。

今、あなたはどうでしょうか?

離れているでしょうか?

離れていない場合はもしかすると、無意識に食いしばっているのかもしれません。

硬くなりやすい筋肉

では、緊張状態が続くとどのあたりの筋肉が硬くなりやすいのでしょうか。

まずは呼吸が浅い場合、呼吸筋と呼ばれる筋肉たちが硬くなりやすい筋肉となります。

息を吸うときの筋肉

息を吐くときの筋肉

このあたりの筋肉が硬くなりやすいです。

特に胸郭が硬くなると、息を吸う筋肉たちが一生懸命になりすぎて硬くなりやすいです。

まさに肩こりに関係してくる筋肉ですね。

では、食いしばり癖によってはどこが硬くなりやすいのでしょうか。

噛む筋肉

この中で、胸鎖乳突筋は「噛む」という運動に直接関係はしていませんが、食いしばり癖によって硬くなりやすい筋肉です。

肩こりがひどくなると頭痛がする原因は、もしかすると食いしばり癖があるのかもしれません。

セルフマッサージはさする

リラックスしましょうといってリラックスできれば良いのですが、無意識に力が入っているのですから、そう簡単には脱力できませんよね。

ということで、このあたりの硬くなった筋肉を軽くセルフマッサージしてあげましょう。

とはいっても、全部は難しいので今回は4つ。

  • 咬筋・・上下にさする。つまめたら優しく左右に揺らす。
  • 側頭筋・・クルクルと頭皮を動かすように、手のひら全体で優しくマッサージ。
  • 胸鎖乳突筋・・つまめたら優しく揺らす。化粧水をつけるときに下に流す。
  • 僧帽筋・・肩のあたりをじんわりつまむ。

指で押しても良いのですが、疲れるし意外と筋肉が緩みません。

そして、どれも軽い力で行うのがポイントです。

軽い力でも筋肉は緩みます。

強い力でなく、軽い力でも筋肉は緩むんだということを体感できると、リラックスするということを身体が思い出しやすくなりますよ。

僕もしょっちゅう、このあたりの筋肉はセルフマッサージしています。

是非、お試しください。

おわりに

今回は緊張と肩こりの関係を、呼吸と食いしばり癖から考えてみました。

当店をご利用される方も呼吸が浅く胸郭が硬かったり、食いしばり癖がある方が多くいらっしゃいます。

みなさん、日々戦っておられるのですね。

「リラックスって、どうするんだっけ?」となる前に、マッサージやセルフケアで筋肉に脱力させることを思い出させてあげましょう。

つらいからといって、グイグイ硬いところを押してはいけませんよ。

心も筋肉も頑張りすぎて硬くなってしまっているのですから、優しく扱ってあげましょう。

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