今回は入浴方法のお話です。
お風呂が身体にもたらす影響
お風呂は水圧・温熱・浮力により身体に良い影響をもたらすとされています。
「水圧の影響」
一時的に圧迫された血管がお風呂から上がると、その水圧がなくなるため血行が良くなる効果があります。
「温熱の影響」
血管拡張による血行が良くなるのと自律神経への快刺激でリラックス効果があります。
「浮力の影響」
身体にかかる重力の負担が軽くなるため筋肉や関節が緩みやすくなります。
こんな感じでお風呂につかるという行為自体が身体にとって良い影響があるのですが、温度や時間、入浴剤をうまく使うことで睡眠の質を高めることができます。
深部体温をコントロール
ポイントとなるのは深部体温です。
眠くなってくると手足がポカポカと暖かくなってきませんか?
あれは身体が睡眠モードに入るために深部体温を下げようと、手足など末端から熱を放散しているからです。
お風呂につかることで、この身体の仕組みをうまく使ってやろうじゃないかという狙い。
睡眠の質を高めるお風呂のつかり方で重要なのは
- 寝る90分前にお風呂につかる
- つかる時間は10分~15分ほど
- お湯の温度は40度
- せっかくなので炭酸入浴剤を入れる
- お風呂上がりに着込むのはNG
- かといって裸でウロウロするのもNG
この6つです。
お風呂あがりは湯冷め防止のためにたくさん着込みたくなりますが、深部体温を下げる妨げとなってしまうので普段寝るときに着ているリラックスできるものを着ましょう。
さて、確かにこの6つを意識してお風呂につかってみるとぐっすり眠れるのですが、正直言って、もうちょっとつかりたい。
そもそも1・2・3を設定するのすら億劫と感じてしまう私。
疲れているんだからお風呂は好きにゆっくりとつからせてくれ。
というわけで僕はこの入浴方法、続きませんでした。
紹介しておいてなんだそれという声が聞こえてきそうですが、好きな入浴剤を入れて好きな時間に好きなように入るのが1番リラックスできるのではないでしょうか。
こんなお風呂のつかり方もある、ということです。
僕が個人的に好きなのは、お風呂場の電気を暗くして、ゆったりした音楽をかけてお風呂につかる方法です。
最近忙しい人には是非試してみてほしいお風呂のつかり方です。